意外と危険?IT企業の安全推進!

初めまして。7月からBTMに入社し、毎日勉強中の管理事業推進本部の丸尾です!よろしくお願いいたします。
IT企業での「安全」って?
私はBTMで安全衛生委員会の運営担当をしています。今回は、その中でも「安全」というテーマに少し触れてみようかと思います。
でも、突然安全衛生と言われても、「?」となる方もきっと多いですよね。
安全衛生とは、簡単に言うと労働でのけがや病気、つまり労働災害を防ぐための活動です。
労働災害を防ぐための活動??BTMでの仕事はほとんどが事務所内でのパソコンを使用しての業務だから、労働災害なんて関係ないのでは……?と普通なら思いますよね。
ところが、以下の円グラフを見てください。
これは昨年度発生した、休業が4日以上の労働災害の事故内容内訳です。
昨年度の重症を伴う労働災害の発生件数は11万件以上もあり、さらにその内訳をみると、上位には事務所でも日常的に発生しそうな事故ばかり……
つまり、労働災害は建設現場や工場などの危険がある職場だけではなく、すべての職場で起こる可能性があるものなのです!
実際に、危険な場所を見てみよう
労働災害で一番発生割合の多い転倒でいえば、BTMでもあの辺りが危ない!
上の矢印が示している辺り、つまり、電源のコードです。
普通の状態で歩いていれば、大抵の場合はこのコードが見えているので、無意識に引っかからないように歩きます。
でも、もし両手でたくさんの荷物を抱えて足元が見えにくい状態で歩いていたり、焦っていたりしたら、このコードに引っかかってしまう可能性も高くなりますよね?
さらに、もし転んだ時に割れ物を持っていたら、熱々の紅茶を持っていたら、作ったばかりの重要な資料が入ったパソコンを持っていたら、あるいは転びそうになった勢いで近くの席の人にレスリングばりにタックルしてしまったとしたら……
コードに引っかかって転んでけがをするというのももちろん危ないのですが、転んだことにより、さらに他の事故(二次災害)につながる可能性が出てきます。
このようなちょっとした危険をなくしていくことも安全活動の一つです。
今回はカーペットの下にコードを通しておきました。
よく見ると右の棚からもコード類が出ていますね。後でこれも片づけることにします。
そして、安全を確保するには整理整頓が基本!
整理整頓なくして安全なし!
整理整頓なくして安全なし!
大切なことなので2回言っておきました。
整理整頓が安全に不可欠なことを分かってもらうために、極端な例を作ってみました。
BTM東京本社にはウォーターサーバーが設置してあります。
その大きな水のタンクが、下の画像のように無造作に放置されていたら……
もし、これを誰も片づけない状態がずっと続いていたら、何人かは確実にボトルに乗り上げて転んでしまいますよね。
※画像のタンクは使用済みの物です。未使用のものではないのでご安心ください。
そしてもちろん普段は下の画像のようにボトルは整理整頓してあります!
ちなみに、この水が入った状態のボトル、筋トレに使えるのではないかというレベルの重さです。ボトルの交換をする際には一人で無理をして交換せず、協力し合って交換しましょう。労働災害の発生原因の第4位に『無理な動作』がランクインしています。水の交換でぎっくり腰、なんてことにならないように気を付けましょう。
職場の安全は整理整頓から!
話は整理整頓に戻ります。先ほどのボトルの例はかなり極端ですが、整理整頓を心がけることでみんなが快適で安全に過ごせることが分かっていただけたと思います。
職場の安全は整理整頓から!
と偉そうなことを言う前に、私もまずは机の書類の整理整頓から始めます!
次回は、安全衛生の「衛生」の方に触れてみたいと思います。
次回もよろしくお願いします!
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