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女性エンジニアが考える
「働きやすい職場」とは?

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こんにちは!人財推進本部です!
「働き方改革」が叫ばれる中で、行政や企業はIoT・AI技術の活用による
DX化が喫緊の課題となっています。
また、医療、教育、交通など、生活の様々な分野でITが活用され、
今後もIT人材の活躍が見込まれています。

IT人材というと、まず思い浮かぶのが「エンジニア」ですが、
男性が多い職種となっており、情報サービス産業協会の調査によると、
エンジニアのうち、女性は22.6%しかいないようです。

参考:2023年版情報サービス産業基本統計調査P.29「2.4.1 従業員構成、労働時間、有給休暇」より

BTMでも、ここ数年で女性エンジニアの方が増えてきましたが、
まだまだその割合は少ないのが現状です。
そこで、さらなる改善や活躍の場を広げるためにも、まずは女性エンジニアの就労環境の実態を把握すべく、
アンケートを実施いたしました!
ご協力いただいた社員の皆さん、この場をお借りして改めて御礼申し上げます!
今回はその結果を紹介させていただきます。

Q:BTMの働き方についてどう感じていますか。

1点から4点までの評価で、1点を付けた方はおらず、90%以上の方が3~4点という結果になりました。
そのうち4点満点の評価だったが半分を占めており、
現状でも概ね満足はいただけてるのかな、という結果になりました。

その理由として、リモートワークやフレックスタイムが取り入れられていることのほか、
自由な社風、やりたいことは声を上げやすい環境であることも良い点として挙げられていました。
一方で、リモートワークのため交流が薄いと感じてしまうという意見もありました。

また働く環境に関する意見として、業務が多忙であることや、
SESとしてお客様先の業務を行う場合は、社内業務の対応が難しいという声もありました。

Q:女性であることで、働きにくい、肩身が狭い、と感じたことはありますか?

こちらも約77%の方が働きにくさや肩身の狭さは感じないと回答いただきました。
性別を意識することがないくらいフラットだという意見もありましたが、
月経などでコンディションが良くないときに、生産性が下がってしまうのが
気になるという方もいらっしゃいました。

Q:仕事において、男性よりも不利だと感じることはありますか?

こちらは半数以上の方が、不利と感じることがある、と回答しており
BTMの中での働きにくさや肩身の狭さは感じなくても、
そもそも女性であることで不利だと感じてしまう方が多かった印象です。

具体的な内容としては、キャリアビジョンが描きにくい、
結婚や出産を考えにくい、という内容が多く、
やはり月経で体調がすぐれないときにパフォーマンスが下がってしまうことも
挙げられていました。

Q:女性が働きやすい職場にはどのような環境整備が必要だと考えますか?

保育サービスの充実や女性のロールモデルの存在、
女性向けの研修などの選択肢も用意しましたが、
約61%の方がリモートワークやフレックスタイムなどの柔軟な働き方が必要と
考えているようです。
また、女性が働くにあたり不利・困難になりやすいことを男性にも知ってもらいたい、
男性管理職に月経についての教育をしてほしいという意見も寄せられました。

アンケート結果から、BTMで働く女性エンジニアの多くが「概ね満足」していることが
明らかになりました。職場での肩身の狭さを感じることは少ないという回答も多数占めており、
これらは当社の職場環境の良さ、働き方の柔軟さの表れだと感じました。

一方で、半数以上の方が「女性であることで男性よりも不利に感じる」と回答しており、
この点については、今後、改善の余地があるなと思っています。

女性であることを不利に感じてしまうことについて、
生物学的に致し方ない部分も大きいかもしれません。
しかし、W休暇(女性のための休暇)の活用促進や、
女性・男性それぞれの意識改革(うしろめたさを感じない、感じさせない)を行い、
すべてのエンジニアが身体的違いや置かれた環境にとらわれることなく、
能力を最大限に発揮できる職場づくりを引き続き推進して参ります!

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