未経験からラボ事業部 部長まで駆け上がったエンジニアが思う"成長の秘訣"とは?
こんにちは。人財推進本部の佐々木です。
前回のラボ事業部についての記事はお読みいただけましたでしょうか。
今回は部長の播口さん自身にフォーカスし、
転職のきっかけや成長の秘訣など伺いました。
ぜひ最後までお読みいただけますと幸いです。
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これまでの経歴とBTMでのキャリアパスを教えてください。
大学卒業後、某家電量販店に新卒で入社し、テレビやレコーダーなどの
いわゆる黒物家電といわれる商材を販売していました。
店長や管理職を視野に入れて入社しましたが、結婚や出産などのライフイベントを想像した時に、
休日の取り方や残業などに不安を覚え、ライフワークバランスを改善する為に転職を決意しました。
始めからエンジニア職に絞っていたわけではなく、改めて自分は何をやりたいのかを考える中で、
偶然自分が小学生の時に書いた「ゲームを作れる人になりたい」という内容の卒業文集を見つけたんです。
拙い内容でしたが、当時の熱い思いが蘇り、好きなことを仕事にしよう!と
エンジニア職に絞って転職活動を進め、出会ったのがBTMでした。
小学校の卒業文集がエンジニア職を目指すきっかけになったんですね!
BTMへ入社する前は、エンジニアの勉強を独学でしていたんですか?
正直な話、どこから手を付ければよいかわからず、
BTMへ入社が決まるまでは、勉強という勉強はしていなかったです。
全く知識がなかったため、内定と同時に現社長の田口さんから課題を出していただき、
入社までの期間は書籍やPCで勉強を進め、入社後はトレーニングに参加しました。
当時のトレーニングはBTMホテルというWebサイトを0から作るという内容でしたが、
私を含め同期で入社したメンバーもかなり苦労していました。
トレーニングに参加する中で最短で成長をするためには、正しい理解と結果を出すことが必要だと考え、
与えられた時間内で予習・復習をし、他の人のソースコードを分析するなど、今手元にあるものを自分なりに活用し行動した結果、
1か月かかると言われていたトレーニングを2週間で終わらせることができました。
2週間!未経験という事を差し引いても、かなり早い記録だったんじゃないですか?
同期の中では飛び抜けて早かったですし、トレーニング全体としても最速記録でした。
私が入社した当時のトレーニング最速記録が2週間だと事前に聞いていたので、
その記録に並ぶくらいの結果を出さなければいけないとがむしゃらに行動をした結果、
同じ記録を打ち出すことができました。
その後はトレーニングの成果を評価していただけたのか、受託開発チームに参画。
初めて請け負った案件が、偶然にも自分が希望していたゲーム案件でした。
ゲーム案件を受注するのはBTMとしても初めての試みだったので、
精通しているメンバーがおらず、いわば炎上に近い状況でした。
私は元々バックエンドとして管理画面を担当していましたが、
フロント部分の開発が予定より大幅に遅延していたので、管理画面の実装が終わり次第、
フロントの実装を担当し、その後APIも構築ができていなかったのでAPIの構築…と、
初めての案件ながら自身の担当業務を超えて、様々な開発を担当することができ、
リリースを迎える頃には、ある程度開発に必要な要素を把握することができていました。
入社後初めての案件で炎上を経験されたとのことですが、
入社前に想像していた環境とのギャップは感じませんでしたか?
案件が炎上しているときは休日出勤や会社に寝泊まりをして仕事をする等、
今では考えられない働き方をしていましたが、着実に能力が身についているという
感覚があったので、そこまで辛いと感じませんでした。
前段で話したように転職するきっかけはライフワークバランスの改善でしたが、
スキルアップができないという点も自分の中では大きな転職理由でした。
前職では仕事をしていても新しい能力が身についている感覚が全くなく、
3年間働いて上手くなったのは、お客様に対して謝ることくらいです(笑)
BTMでの仕事は思ったよりもハードでしたが、
それ以上に、スキルアップできる環境に魅力を感じていたので、辛いと感じることはなかったです。
先輩方にも色々と手厚く教えていただき、入社翌年くらいにはPJリーダーを担当するまでになり、
順調にステップアップして今に至ります。
今では部長としてメンバーを束ねる立場ですが、
マネジメントをする上で気を付けていることはありますか?
マネジメント関連の書籍や記事などにはもちろん目を通していますが、
どちらかというと自分の性格上、昔から考えることに時間をかなり使うタイプで、
物事の因果関係や、行動に対する動機などを常に考えています。
だからこそメンバーの良い行動も悪い行動も、どちらもその人なりの考えがあると思っているので、
基本的には否定から入るのではなく「どうしてこの行動をしたのか?」という動機の部分をまず本人に聞くようにしています。
しっかりと行動の根本にある動機を知り、本人の認識を理解した上ですり合わせができれば
行動も改善されていくのではないでしょうか。
本人とコミュニケーションをしっかりと取り、ギャップのない環境をつくることを常に心がけていて、
それが自分の中でのマネジメントだと思っています。
メンバーにしっかりと寄り添っている印象を受けました。
最後にエンジニアとして成長するためには何が一番大事だと思いますか?
本気で取り組むという熱意・姿勢が一番大事だと思います。
前職は大手企業だったので、当時はそれなりに給与をもらっていましたが、
BTMへ未経験で入社する際に、「年収がいくら下がっても良いから学ばせてほしい」と覚悟を持って入社しました。
一方で当時から結婚を視野に入れていたこともあり、
しっかりと成果を出し3年間で元の給与に戻す!と田口さんにも宣言していました。
今の自分ができることに対してがむしゃらに誠心誠意取り組んだ結果として、
最短でPJリーダーに、そして現在は部長として業務にあたることができています。
どの職種にも言えることではありますが、長い時間を費やしたから良いのではなく、
短い時間でもどれだけ濃い時間を過ごしたかが重要だと思います。
本気で取り組み、自分で考えしっかりと行動に移していく。
私はその姿勢こそが、成長をする一番の秘訣だと考えています。
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エンジニア職だけではなく、どんな職種にも言えることですが、
目の前のことに対して本気で取り組み、作業として行うのではなく、
しっかりとなぜこの結果になるのかを考えて行動し、コミットしていく姿勢や、その熱意・本気こそが、
成長の為には重要だということを、今回のインタビューを通して改めて感じることができました。
BTMでは経験者の採用はもちろん、微経験、未経験者の採用も行っています。
経験はまだないけれど、エンジニアとして成長をしたい!という覚悟をお持ちの方は、
お気軽にお問い合わせください。
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