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「SESはやめとけ」って本当? 現役エンジニア92人に聞いた本音を公開

「SESはやめとけ」って本当? 現役エンジニア92人に聞いた本音を公開

「SESエンジニアとして働くのはやめとけ」など、SESに関するネガティブな言動を耳にしたことがある方は多いでしょう。

案件ガチャやスキルの停滞、帰属意識の薄れなど、SESという働き方に魅力を感じない人がいるのも事実です。
しかし、SESの現場で働くエンジニア全員がそうではありません。

株式会社BTMでは92名の現役SESエンジニアにアンケートを行い、
“やめとけ”と言われる背景と、実際に感じている仕事の価値を調べました

本記事では、SESのリアルとBTMのSESエンジニアのキャリア支援への取り組みなどを紹介します。

SESという働き方に疑問を持つ現役エンジニアの方だけでなく、
協業パートナーを募集しているSES事業者様、エンジニア不足に悩む事業者様は必見です。

 


なぜSESはやめとけと言われるのか?本音調査で判明した3大原因

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┗SESはやめとけ・つらいと言われる理由に関するアンケート

「SES業界で働くのはやめておけ」「SESエンジニアはつらい」と言われる原因について
自社エンジニアにアンケートを取得したところ、その理由が判明しました。

 

希望する案件に参画できない可能性があるため

多くの方が不安視しているのが、
参画する案件やプロジェクト先によってスキルアップの機会や労働環境が大きく左右される「案件ガチャ」です。

実際自社アンケートの回答にも、下記の通り案件ガチャに関する言及がありました。

・参加した案件により働きやすさが変わる

・案件次第でワークライフバランスを左右される

・希望する案件に必ずしも配属されるわけではない

スキルアップにならない業務や、常駐先の不安定な人間関係に当たってしまうと、
キャリアプラン自体が崩れてしまうリスクがあります。
特に、会社のフォロー体制が手薄だと「ガチャ」を避けることはできません。

BTMでは案件アサイン前にエンジニア、エンジニアの上長、営業の3名で面談を行い、
下記の通り案件参画への希望を確認します。

・エンジニアがやりたいこと

・上長が期待するキャリア

・クライアントの要望

これらの条件が合致した案件にアサインされるためエンジニア自身のスキル、
キャリアアップにつながるプロジェクトに就きやすい環境が整っているほか、
エンジニア自身のモチベーション管理も行いやすいなど、好循環が生まれています。

 

スキル向上への支援が手薄い会社が多いため

SESの特性上、現場で求められるスキルと会社の支援が乖離すると、エンジニアは成長の停滞を感じてしまいます。

・待機期間が多く、会社に貢献している実感がない

・資格取得支援制度はあるが、活かせる実務がない

・営業が技術を理解しておらず、希望とは違う案件を勧められる

上記の不満は、結果的にキャリアが頭打ちになるという深刻な問題につながります。

BTMの場合、全社員のキャリアアップを後押しする支援として下記の取り組みを実施しています。

・eラーニング:「Schoo」「Ping-t」

・スタサポ(技術書などの書籍購入や、Udemyなどのオンライン講座購入、有料セミナー参加費の補助)

・キャパサポ(資格手当)

・テスサポ(資格取得時の受験料補助)

・トレサポ(業務外の自主的な研修受講を業務時間扱いとする制度)

・社内勉強会

アンケート結果からも、eラーニングの受講やスタサポ、キャパサポなど会社からの支援のほか、
自主的に学習を継続しているエンジニアが多数いることがわかりました。

・個人で継続的に学習する時間を確保する

・同じ学習目標を持った人を探して一緒に取り組む

・WEB系技術の雑誌を定期購入する

・外部の講習会等に参加する

・個人PCでローカル環境を構築し、プログラミングの勉強をする

・最新AI技術のキャッチアップをする

また「SESエンジニアとしてキャリアを広げることは可能だと感じますか? 」と質問したところ、
約88%のエンジニアがキャリアを広げられると回答しています。

 

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┗約88%のエンジニアがキャリアを広げられると回答

SESエンジニアとしてキャリアを広げることが可能だと感じているエンジニアが多いように、
SESという働き方を選んでも会社の支援等を活用すればスキルアップできるといえるでしょう。

BTMの学習制度とサポート環境について、詳しくは以下の記事をご覧ください。

帰属意識を持ちにくいため

常駐先で働く期間が長くなると、自社への帰属意識が薄れ
「結局、誰のために働いているのだろう」と感じてしまうことがあります。

自社への貢献実感が薄れると、会社への愛着が低下し、
結果的に離職につながりやすい状態に陥る可能性は否定できません。

フルリモートで働く社員が多いBTMでは3か月に一度、
本社や拠点、ラボに集まる帰社日を開催しています。
普段リモートでしか会話していない社員同士が顔を合わせることで、
新たな気づきがあるなど交流を深める機会となっているようです。

その他、「SESはやめとけ」と言われる理由を自社エンジニアアンケートにて質問したところ、
実態を知らない人の誤解が多いため」という回答が全体の30.4%を占めました

この結果からも、SESで働くのはきついことばかりではなく、
先入観だけで語られて情報の歪曲が発生しているともいえるでしょう。

 

「やめとけ」だけじゃない!現役エンジニアがSESの仕事で感じる6つの大きな価値

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┗SESエンジニアが感じる仕事の価値

現役エンジニアにSESの仕事で感じる価値を質問したところ、下記の結果が得られました。

・多様な業界や技術に触れられる

・チームの一員として課題解決に貢献できる

・お客様と直接開発や改善に関われる

・最新技術に触れられる

・未経験でも開発に携われる

・自分以外のエンジニアと多く関わることができる

これらの回答からも、SESという働き方に意義を見出しているエンジニアは多いといえるでしょう。

実際、顧客企業の課題解決に貢献できたと感じた場面があると回答したエンジニアは全体の約86%にも上りました。

 

BTMのエンジニアがSESという働き方を継続している理由

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┗SESを選択した、または継続している理由

「SESという働き方を選択した、
または継続している主な理由を教えてください」という問いに対して、下記の回答を得ました。

・多様な技術や業界を経験できるから

・ワークライフバランスを調整しやすいから

・案件の期間が決まっており、切り替えやすいから

・特定の技術に特化してスキルアップできるから

SESエンジニアとしてキャリアアップが可能だと考える人材が多いことも含め、
アンケート結果からSESとは魅力的な働き方で自身のスキルを向上させられる仕事だといえるでしょう。

 

自社アンケートでわかったプロパーSESエンジニアの本音

プロパーエンジニア92名へのアンケートより、
SESの価値を決めるのは働き方そのものではなく、環境と支援の質だということが明らかになりました。

「SESで働くのはやめておけ」というネガティブな意見に関しては誤解も多く、
柔軟な働き方やキャリアアップを支援する会社の制度に満足しているエンジニアが多いこともわかっています。

また、案件を通して関われる業界や技術の多さ、
顧客企業の課題解決に貢献できた実感などSESエンジニアという仕事を通して得られる価値も明確です。

このようなアンケート結果から、
SESエンジニアとは巷で言われているような悪い側面だけでなく良い側面も豊富で、
働き甲斐を感じられる職業だといえるでしょう。

 


株式会社BTMではビジネスパートナーを募集しています

BTMには日々の案件を通じてお客様の課題解決に取り組みながら、
自主的にスキルアップを続けるエンジニアが多数在籍しています。
彼らの成長意欲と現場貢献が、BTMのSES事業の大きな強みです。

「エンジニアの成長が、顧客の価値につながる」
そんなSESのあり方を共に実現していける企業様とのパートナーシップを、私たちは歓迎します。
ビジネスパートナーやSES支援をご検討の企業様は、ぜひBTMまでご相談ください。

👉ビジネスパートナーをお探し中の企業様はこちら

また「社内エンジニアのリソースが足りない」などのお悩みを抱えている事業会社様も弊社までご相談ください。

BTMにはPM・PLなど上流工程から案件に携われるエンジニアが多数在籍しているため、
案件やご要望に合わせて最適な人材をご提案させていただきます。

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