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\エンジニア向け勉強会を開催いたしました!/

\エンジニア向け勉強会を開催いたしました!/

こんにちは!BTMの人事五反田です!

弊社では、5月12日、26日の2日間にかけて、エンジニア向け勉強会を実施しました。

任意参加ではあったものの、合計46名の方にご参加いただくことができ、
その後のアンケートでも皆さんから高い評価をいただけて、非常に満足度の
高い勉強会となりました。

今回は、BTMエンジニア向け勉強会の全貌をご紹介します!

勉強会について

勉強会の講師には、ミイダス株式会社 VPoEの大谷さんをお招きいたしました!

<特別講師 略歴>====================================

ミイダス株式会社 VPoE
サイバーエージェントのネット広告部門で開発組織を立ち上げたのち、
2013年にインテリジェンス(現パーソルキャリア)に入社
マーケティング部門のDXを推進したのち、新規事業としてスタートした
ミイダスの立ち上げに参画
その後2017年よりスタートアップ2社でCTOを経験したのち、
2020年に再びミイダスにジョイン

【得意分野】

・Web開発(Go,PHP,AWS,MySQL,Redis)
・事業立ち上げ(事業企画からサービス開発まで)
・テクノロジーを活用した業務改善 など

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コロナの影響もあり、現在はフルリモートでお仕事をされていらっしゃいます。
なんと、福岡県内のダム付近で「ダムワーク」を実践中!笑顔が素敵な方でした♪

<スケジュール>

当日は以下スケジュールで実施いたしました♪

1.ミッション・チームミッションについて説明
大谷さんから全体のミッションについてと、チームごとで決められている
課題についてご説明いただく

2.チームでディスカッション
各チームごとにGoogle Meetで部屋を分け、意見を出し合いながら
解決方法を議論し合い、発表内容をまとめる

3.各チームの発表
各チーム5分程度で課題に対しての改善策を発表し、発表後に弊社部長の播口、
シニアエンジニアの岡からフィードバック

4.全体総括
講師の大谷さんから、回答例の説明やチームから出た改善策に対しての評価コメント

5.個別の質疑応答
大谷さんと話をしてみたいメンバーのみ残り雑談ベースの質問会

ミッション(勉強会課題)

今回は以下状況設定の上で、メンバー間で議論していき、どこに問題があるかを
推測し、どう改善していくか?を考えていく内容でした。

<前提設定>-------------------------------------------------------------------------

2年前にリリース優先でクイックに立ち上げた
転職サイトの利用者が急増し、パフォーマンスが悪化。
この先、2年後も耐えられるサービスにするために何が必要か?
リリース時のユーザー数、掲載社数から現在では桁違いに増加しており、
さらに2年後にはユーザー数、掲載社数を数倍のサービスにしようとしている。

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そして大枠の設定以外にも各チームにそれぞれミッションが与えられ、
以下ミッションに対してチームに分かれディスカッションを行いました!

チームミッション

Aチーム:サイトレスポンスの改善
Bチーム:バッチのパフォーマンス改善
Cチーム:求職者検索の改善
Dチーム:障害に強い状態にする

加えてミッションへの取り組み方として…
・決められた正解がない
・現在のシステムの状態定義はない
という前提条件があり、「たぶんこうじゃないかな?」から想定するというやり方でした。

エンジニア勉強会の感想

正直、私はエンジニア経験がありませんので、専門的な内容は分かりませんでしたが、その中でも印象的だったチームのお話をいくつかご紹介させていただきます。

『2年前の自分のコードは信用できない』

ミッションに対して取り組む中で、新しい改善案を出すチームが多い中、
あるチームでは「そもそも2年前の自分たちの開発は正しかったのか?」
という点にフォーカスしておりました。
確かに、2年前誰が開発をしたのか?は前提条件にないので、自分たちが2年前に
開発したものだと仮定をすると、その時よりも今の方がスキルアップしていれば、
そんな考え方も生まれるんだな!とその発想に驚きました。

『それってどうゆうことですか?』

あるチームでは議論が進む中で「××を●●に置き換えたら処理速度あがるんじゃない?」という会話の際に、「えっ?●●って何ですか?なんでそうなるんですか?」とメンバーから質問の声が上がっておりました。その時、周りのメンバーが親切に…
「△△くらいの時期にリリースされているものだよ」
「こういう時に××を使用するよりも手間が省けるよ」
「このページに良く解説されているよ」などお互い持っている知識を出し合って
自然とサポートし教え合う雰囲気が作られており、チームワークの良さを感じる事が出来ました…!

『それぞれの失敗談、オモシロ話』

実際の案件を元にした課題内容の為…
「何年か前に似たようなことあったなぁ…これよりヤバかったけど…」
「オレも昔の案件で■■があって絶望した記憶があるなぁ…」
「そういう時はどうするんですか?」
「…気合です。笑」

…のような意外と知らない、お互いの過去に携わってきた案件の話や
その経験をもとに学んだこと、成長できた話など良く会話に出ていました。
普段別の地域やグループで働いている仲間の知られざる歴史を知ることができ、
よりお互いの理解が深まった印象がありました♪

参加後の感想

今回の勉強会に参加したメンバーから、勉強会の感想をいただきましたので
一部抜粋してご紹介します!

Q:どのような点が難しかったですか?

(エンジニアMさん)

課題内容の理解、前提条件の確認が難しかったです。
私自身の経験が浅く、与えられた情報でサービスがどう挙動しているのかを
あまり想像できませんでしたので難しかったです。
サービス概要やシステム概要を与えられてはいるのですが、内容は結構プアだったのでこちらの前提条件の肉付け&共有も難しかったです。

(エンジニア Nさん)

すぐに思い付くような小手先の対応だけでなく、根本的な原因を解決することと、
今後を見据えた将来性のある対策を考える点に時間を要しました。

Q:どのような気づき・学びがありましたか?

(エンジニア Iさん)

先輩方から出てくる改善策を聞き、実務ではなかなか聞けないこのディスカッションでは途中経過の議論や思考法、アイデアを知ることができ、 とても面白く感じ、
大変勉強になりました!
またアイデアは、パフォーマンス改善のベストプラクティス事例が数多く
聞けましたし、分からない内容はメモしておき、後ほど自分で調べましたので
自分の知識として定着させることができました!

(エンジニア Tさん)

私のチームには実際にAWSでのインフラ構築を担当している社員がいて、比較的新しいサービスも含めて「こういう時にはこっちを使った方がいい」という知らなかった知見を得られたのはよかったです。
実際AWSは似たような新しいサービスがどんどん出てくる部分もあるので、Webエンジニアとしては知識のアップデートを欠かしてはいけないということを痛感しました。
あとは、三人寄れば文殊の知恵、とでもいうのでしょうか。
私を含む経験が積み重なったエンジニアからは、これまでの経験に裏付けされた現実的な案が多く出ましたが、若手からは自分が思いつかないような意見が出てきて、「なるほど、そういう考え方もあるか」というのは大きな気づきでした。

Q:その他(印象的な話、面白かった話 など)

(エンジニア Tさん)

どのグループも非常にレベルの高い発表をしていて、BTMのメンバーにはレベルが
高い人がたくさんいるんだなと再認識しました!
社内でも部署や拠点を跨いでの連携を深めていくことで、さらにBTMがエンジニア集団として成長できるなと感じられた研修でした!

(エンジニア Iさん)

数多くのチームが重複して提案したアイデアはとても実践的で印象に残りました。
例えばDB高速化に関してだと、参照用のリードレプリカを作成し、処理を分散化することや、LIKE検索ではなく検索エンジンのElasticSearchを使うことで検索を高速化できることを学びました。
また講師の先生が私たちと同じ目線で敬意を持って接してくださったことがとても印象的でした。
まさにスクラム開発の5つの価値に含まれる「尊敬」を体現されている方でした!

(エンジニア Nさん)

勉強会とは直接関係ないですが、ダムワークの話が興味深かったです。(笑)

最後に

今回は弊社勉強会についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

今回の勉強会では皆さん活発に意見を出し合い、非常に盛り上がりエンジニアの方々にも満足いただけて、運営側としてもとても楽しい会になりました!
発表後は各回5名~10名くらいのメンバーが残り、講師の大谷さんと
技術の話をしたり、過去の失敗談を聞いたりざっくばらんにお話をして、
オンライン飲み会のような雰囲気になっていました。笑

BTMでは今後も、エンジニアのスキル向上の目的だけではなく、普段中々接する
機会が少ないメンバーともコミュニケーションを図っていくことでよりチームワークを良くしていくためにも社内勉強会を継続していきます。

「社内イベントが活発な企業に入社したい」
「リモートワークの環境下でも仲間意識を大切にしたい」
「一緒に仲間とスキルを高めあっていきたい!」

そんな思いを持った方は、ぜひ一度カジュアル面談でお話ししませんか?
皆さんからのご応募をお待ちしております!

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